先月上蓋式TY-10を納めたお客様が空焚きを終えたので、さっそく還元焼成の立会い。
となりの工作機械が稼働中でつい見入ってしまう。
自動で素早く刃先が交換されるところカッコよすぎ
900℃から火を入れて現在1009℃。既に窯の前面から炎が吹き出してます。
1200℃まで残り2時間34分
還元の立会いでは、発生する臭い、炎と煙の出方、煤の付き具合を見ていただきますが、
自分的にはバーナーの空気調整ネジのベストポジションを探り当てるのが目標です。
炉内温度とその時の煙の量が安定したら、ネジのとこにマジックで線を引きます。
次回以降は、この線に合わせて点火すれば余計な操作は要らなくなります。
線を基準にして、ほんの少し閉めれば濃くなり、開けば薄くなります。
※同じガス圧力として