奥多摩での作業が終わって束の間、次の搬入まではいつもの修理など。
こちら横浜国立大学様の両開き式電気炉TY-30W。先ずは作品接触に因るヒーター断線補修。
捻った後は余分な長さをカットしてから溶接します。
ヒーターの太さが4.5mmになると溶接電流もそれなりに。
けっこうバチバチっとやったので首と額が日焼けして皮がむけた。夏前に。
続いて扉パッキンの交換。このまま使うと下地のレンガが割れて危険です。
交換後。上蓋も一辺交換しました。
最後にプログラムコントローラーの交換。
代替品の無い古いタイプだったので、機能を省いた簡易な仕様となりました。
コントローラーと言えば、ようやくパソコンで初期設定できるようになりました。
10年以上前、制御機器メーカーさんからのアンケートに【USB接続できるようにしてほしい】
と書いた事があります。それが今や現実に。
実際にはちょっと前から実現していたけど、あえて試していませんでした。
電源を繋いで、ボタンを複数触って、数値を入れて。この方が操作方法を熟知できると思って。
もっと前からやってれば良かった。楽すぎる。USBだから電源を繋ぐ必要すらない。
東京都中野区から中野区へ上蓋式電気炉TY-10の移設。
移設後。設置場所は急遽この位置に。
福島県相馬郡、作家様のヒーター断線修理。
溶接後になんか溶け合ってないなと思って確認の為に撮った写真。
溶けてはいるけどやっぱり裏側が離れたまま。バーナーで炙ってちょっと動かしたら外れました。
良かった気づいて。もう1回やり直します。
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