東京藝術大学さま
台車式電気炉TY-50S(7号炉)の扉パッキン交換。
やはり剥離した状態で締め付けられていたのでレンガ一部がグラグラに。
特に旋垂扉は開閉方法がシビアなのでパッキンの片減りが起こりやすいです。
ちょうど耐火モルタルが車に積んであったので目地補修して
張り替え
次は上蓋式電気炉TY-30(5号炉)2000年製のパッキン交換と亀裂補修
セラミックファイバーを充填する為、先に亀裂を拡げてあります。
張り替えとコーティング
スリーブの交換も
しました。
最後は4号炉用のサイリスタ半自動焼成装置1994年製の修理
下段の出力が不安定なのでサイリスタを交換します。(右端の黒い箱)
代替品と配線位置が変わるのでダクトからケーブルを引っ張り出して
付け替え(先の事を考えて中段用も交換)
面倒なのはここから
サイリスタに合わせて可変抵抗器(出力設定器)も交換します。
30アンペアまでの可変抵抗器は事前に指定個所を短絡しなければなりません。
右が短絡したやつ、左が素の状態。
配線場所がA・B・C・1・2・3の6か所あって、Aと1と2を繋げます。
これが60アンペア用になると最初から短絡配線されて送られて来ます。値段一緒でこの差は?
と毎回思いながら取替完了、動作チェック良し。
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